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ウリエル杯 アフターレポート 【前編】

皆様こんにちは、こんばんは。

 

なこもです。

 

この度は、ウリエル杯にご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

当日は70人の方にご来場いただけましたこと、本当にうれしく思います。運営一同感謝の気持ちでいっぱいです。

 

さて、今回初めての開催でしたが、進行や運営で様々な問題が発生してしまい、一部の選手の方に大変ご迷惑をおかけしてしまいました。

次回のウリエル杯で同じ問題を起こさないよう、今回の前編では、ウリエル杯で発生した様々なトラブルとその対応、今後の対応策を以下にまとめていきたいと思います。

 

 

ミスジャッジについて

今回、2つのミスジャッジがございました。

以下にまとめていきます。

 

 

1.ターンプレイヤーが、E17-005「パン食い登校プリズム」の《起》能力でノーマルスクエアにある相手のゼクス1体に6000ダメージを与えました。その後、そのゼクスがいたスクエアにリムーブゾーンからコスト3以下の[マイスター]を登場できますか?

当日対応:「6000ダメージが入ったゼクスを致死ダメージエフェクトでチャージに置いた後、「パン食い競争プリズム」の《起》能力の続きを解決し、そのゼクスがいたスクエアにコスト3以下の[マイスター]を登場させて良い。」というご案内をいたしました。

正式な回答:「6000ダメージが入ったゼクスは破壊状態にはなるが優先権前処理の致死ダメージエフェクトは挟まずに、先に「パン食い競争プリズム」の《起》能力を先に解決する。その後、ダメージを受けたゼクスを致死ダメージエフェクトに基づき、チャージに送る」

 

当日対応時は、フロアジャッジのみで対応できず、運営で協議した結果で上記の対応を取らせていただきましたが、その後に類似したカードのQ&Aを確認したところ、ミスジャッジが発覚いたしました。

参考URL:

よくある質問|Z/X -Zillions of enemy X- ブロッコリー トレーディングカードゲーム

 

(11/14追記)上記内容につきまして、ブロッコリールールサポートへ問い合わせたところ、上記正式な回答と同様の回答を頂きました。当該選手の方々に改めてお詫び申し上げます。 

 

 

2.ターンプレイヤーがB16-005「猛撃の勇角エイクスニール」をプレイし、B16-021「咬断機械グレイヴバイト」を効果で登場させました。「咬断機械グレイヴバイト」の効果で、ノーマルスクエアにあるゼクスをバウンスする対象を指定しましたが、巻き戻して対象を再指定したいとターンプレイヤーから申し出があり、対戦相手が了承しました。その後、「猛撃の勇角エイクスニール」の登場時まで巻き戻り、登場するスクエアを再指定したいとターンプレイヤーから申し出がありましたが、対戦相手が納得できず、ジャッジコール。

 

当日対応:当日、お互いに了承できる範囲での巻き戻しは行うものとしておりましたため、それに基づき①「エイクスニールの登場スクエアの再指定は認めない」、②「グレイブバイトの対象の再指定は認める」というご案内をいたしました。

 

とるべきであった対応:そもそも2.の流れではルール処理上優先権を挟まない行為で、かつ非公開領域、公開領域ともに変化がないため、巻き戻しが認められる状況でした。複数回のプレイの巻き戻しは、可逆行為だったとしても、お互いに制限時間を共有している以上、運営側としては推奨できる行為ではありません。ですが、今回はその卓では初めてのジャッジコールだったため、「エイクスニールの登場スクエアの再指定まで認める」というのが妥当な対応でした。

 

原因

・細かなルール処理について運営で把握しきれていない部分があった。

・巻き戻しについて、十分な運営側での検討ができていなかった

 

今後の対策

・よくある質問の確認

・最新カードの裁定・ルールの確認

・巻き戻しについて運営での方針の再検討

 

 

 

5勝1敗ラインの選手のオポーネントによるベスト8落ち

今回、予選6回戦終了時に全勝の選手が1名、5勝1敗の選手が8名発生いたしました。大会ルールにのっとり、オポーネントをOS/M→DOS/M→MD/Mの順に参照し、9位となった5勝1敗の選手1名を予選落ちさせるという案件が発生いたしました。

運営側としても、1敗ラインは決勝トーナメントに全員参加できるように回戦数などを設定させていただきましたが、このような事態となってしまい、当該選手の方には心よりお詫び申し上げます。

再度運営で検討し、このような案件が発生してしまった原因と、今後の対応策について、下記に記させていただきます。

 

 

原因

・72名に定員を増加した際、決勝トーナメントの上がる人数を8人上がりとした場合に、階段卓が発生した際の5勝1敗ラインの人数の増減について、事前にシミュレーションを十分に行えていなかった。

・運営内でのこの案件に関する協議が不十分であった。

 

検証

今回の案件に関して、再度シミュレーションを行いました。

結果は、以下のようになります。

〇は勝ち数の多い方が、×は勝ち数の少ない方が対戦に勝利した場合とします。

「…」以降に記載されるのが、予選終了後の5勝1敗までの方の勝敗数とその人数となります。

 

①上階段(5-0 vs 4-1)〇   下階段(4-1 vs 3-2)〇

…全勝 2名 5勝1敗 6名

 

②上階段(5-0 vs 4-1)〇 下階段(4-1 vs 3-2)×

…全勝2名 5勝1敗5名 

 

③上階段(5-0 vs 4-1)× 下階段(4-1 vs 3-2)〇

…全勝1名 5勝1敗8

 

④上階段(5-0 vs 4-1)× 下階段(4-1 vs 3-2)×

…全勝1名 5勝1敗7名

 

今後の対策

 

・次回開催時の定員の再検討

・決勝トーナメントへ進出できる人数の増員(8→16)

・それに伴う予選回数の調整(予選6回戦→5回戦)

・事前のシミュレーションの実施

 

以上の対策を行わせていただきます。

当該選手には十分な対応ができず、誠に申し訳ありませんでした。次回以降は今回のようなことが起こらないよう、運営で十分に協議したうえで行わせていただきます。

よろしくお願い致します。

 

 

 

 

一部プログラムの急な変更

お楽しみ抽選会を、決勝トーナメント開始前に行う予定でしたが、急遽閉会式前に行うこととさせていただきました。お楽しみ抽選会を楽しみにされていたプレイヤーもいらっしゃったなか、十分な対応ができず、申し訳ありませんでした。

 

原因

・サブトーナメントの開催が遅れており、その呼び出しを先に行ってしまった

・デッキチェックをすでに行ってしまっていた

・上記案件(オポネントの件)の対応で主催がその時の運営メンバーの状況を把握できていなかった

 

今後の対策

・運営側のタイムテーブルの十分な周知

・役割分担の徹底、再検討

 

 

 

運営に初挑戦だったから仕方ない、というのは甘えで、こちらの準備・検討不足だったのは承知しております。次回以降は、今回起こってしまったトラブルなどから反省し、改善の上で次回のウリエル杯を開催したいと思います。よろしくお願い致します。

 

上記案件での当該選手ならびに一部プログラムを楽しみにされていた方々、大変申し訳ございませんでした。

 

以上で、運営を代表いたしまして、謝罪の言葉とさせていただきます。

 

ウリエル杯主催 なこも

 

 

 アフターレポート【中編】に続きます。

後日更新します。